御手洗アルジェントとは?

■真実

 御手洗アルジェントは、2020年10月10日に活動を開始した泡沫新人バーチャルYouTuberです。大手Vtuberがまず手をつけないような低価格ゲームの実況や、泡沫Vであることを逆手に取った低クオリティーな企画など、スラム街の人間が内輪で盛り上がるような放送を毎週水・土曜日に行っています。毎回おおむね3時間を超えてくる配信時間の長さもあって、タイトルのチョイス次第で放送が苦行化することもしばしばですが、“政治・宗教要素のない、家族で安心して見られるVtuber”をモットーに活動しています。また、脈絡なく普通のゲームや料理配信をすることもあります。

あるげ配信における典型的な放送開始数時間前のチャット欄

 メインの視聴者層は、多くの人がファンを装った熱心なアンチです。恒常的に視聴者からの虐待を受けており、配信中であるかどうかに関わらず視聴ページのチャット欄では基本的に罵倒される上、放送前から低評価ボタンが押されることも珍しくありません。一方で、単純にプレイしたゲームの評価が高い時、逆にプレイヤーを苦しめる要素が強かった時などは、放送終盤に評価が逆転することもあります。

 名前が長いので視聴者からは「あるげさん」の愛称で呼ばれています。

■外見の変遷

あるげ2.0
あるげ1.0(初代あるげ)

 当初は3Dキャラクター作成ソフト「VRoid Studio」で作成したバーチャル肉体「あるげ1.0」を使用していましたが、現在の肉体は2021年7月に導入されたLive2Dモデル「あるげ2.0」がメインです。プロのイラストレーター・KWKM氏に依頼した高級オリジナルイラストをLive2D化したもので、初代アバターとの品質の落差が凄まじく、導入当初は「本物のあるげさんを返せ」「ゲストの方ですか?」などの批判を呼びました。最近は視聴者も慣れてきたらしく批判は控えめです。なお、あるげ1.0は今後も3D配信などで活用される予定があるものの、2021年10月現在は再び日の目を見ていません。